こんにちは、さんパパです!
パチンコをしていると『遊タイム』という言葉を聞くことがあると思いますが、『どういう仕組みなのかイマイチ分からない』、『遊タイムがあることで何かメリットがあったりするの?』といった人も多いと思います
今回は遊タイムの基本から活用方法までを初心者向けに分かりやすく解説したので、最後までしっかり読んで勝つための立ち回りに活かしていきましょう!
本記事の内容
- パチンコの遊タイムとは
- 遊タイム突入の仕組みを簡単に解説
- 遊タイム導入機種のメリットとデメリット
- 遊タイムに関するよくある質問
本記事の信頼性
この記事を書いている僕はパチンコパチスロ歴24年です。専業(パチプロ)として活動していた時期もあり、現在は250人以上が在籍するパチンコやパチスロで勝ち続けるためのスクール(コミュニティ)を運営しながら自由気ままな暮らしをしています(プロフィールの詳細はこちら)
パチンコの遊タイムとは

パチンコの遊タイムとは『通常時を一定回転数回すと突入する天井機能(救済措置)』のことです。
大当たり確率が1/300を超えるような機種は展開によって『1000ハマり』『2000ハマり』、あるいは『3000ハマり』といったことも起こり、ひたすらお金を使うだけになってしまうため、大当たりのチャンスを提供するための救済処置として遊タイムが搭載されました
一言で言ってしまえば『特定のゲーム数ハマると強制的に何かしらの状態に突入する=当たりやすくなる』といった感じでプレイヤーにとっては大当たりをGETできる大チャンスとなります。
遊タイムの突入条件と得られる恩恵
2025年5月時点において遊タイム搭載されてる機種と発動条件、得られる恩恵の一例は以下の通りです。
【P大海物語5スペシャル】
- 大当たり確率:1/319.6→1/31.9
- 遊タイム発動条件:通常時950回転消化
- 到達恩恵:遊タイム350回転突入
- 遊タイム到達時の大当たり期待度:約67%
【PA花の慶次 裂 99ver】
- 大当たり確率:1/99.9→1/66.8
- 遊タイム発動条件:299回転消化
- 到達恩恵:神速一騎駆突入
- 遊タイム到達時の大当たり期待度:ほぼ100%
【PAわんわんパラダイスCELEBRATION】
- 大当たり確率:1/99.9→1/31.9
- 遊タイム発動条件:通常時250回転消化
- 到達恩恵:遊タイム379回転突入
- 遊タイム到達時の大当たり期待度:97.9%
上記は遊タイム搭載機種の一例ですが、機種によって発動する回転数や恩恵が違っています。
例えば『大海5スペシャル』は遊タイムに突入した際の大当たり確率は約67%なので『遊タイムに入っても3回に1回は当たらず駆け抜けてしまう』ことになります。その一方で『PA花の慶次 裂 99ver』や『PAわんわんパラダイスCELEBRATION』は遊タイムにさえ入れてしまえば約98%以上で大当たりするので、一定の時間ごとにほぼ大当たりを獲得することができることになりますね。
他の機種の遊タイム発動条件や恩恵については『パチンコ遊タイム(天井)搭載機種一覧【期待値と狙い目も解説】』の記事で機種ごとに解説しているので参考にしてください。
遊タイム突入の仕組みを簡単に解説

遊タイムの仕組みは以下の通りです。
- 遊タイムが搭載されてる機種に座る
- 通常時を回す
- 遊タイムの発動回転数まで大当たりをせずハマる
- 液晶が切り替わって遊タイムが発動する
遊タイムがない機種は何かしらの当たりを引かない限り半永久的に通常状態がずっと続きますが、遊タイム搭載機種は特定のゲーム数ハマると強制的に時短や右打ち状態に突入します。
そのため特に難しい操作などは必要なく、頭上に表示されるデータ表示器や液晶に出てくる回転数を確認しながら遊タイム発動ゲーム数まで打てばOKです(途中で当たりを引くと回転数はリセットされます)
実際に遊タイムが発動した事例
以前、『新・必殺仕置人TURBO』の遊タイムを発動させたのですが、左液晶にある『遊タイムまで残り0』になると、大当たりしていないにも関わらず『右打ち』の指示が出てきました。


新・必殺仕置人 TURBOは『遊タイム突入=ほぼ大当たり(98%以上)』で、遊タイム中に大当たりを引ければ通常大当たりだと50%でしか突入しない確変状態に100%入るため、より多くの出玉にも期待できます。
実際に『遊タイム到達→遊タイム発動』の流れを動画に取ったのでご覧ください。
大当たりを引いていないにもかかわらず、電サポ状態に突入しているのが分かると思います。
遊タイム導入機種のメリットとデメリット

遊タイムは退屈な通常時から一気に大当たりへの扉が開くので、プレイヤーにとってメリットばかりに思えますが、実はデメリットもあるのでまとめておきます。
遊タイム導入によるメリット
遊タイム導入のメリット
- 遊タイム到達で大当たりする機種が多いので投資が抑えられる
- ヘソと電サポの振り分けが違う機種だと遊タイム突入で得られる恩恵が大きい
- 釘が悪くても遊タイム付近までハマっている台を打てば勝てる可能性が高くなる
- 前日にハマっている台を朝から打つことで少ないお金で初当たりを引くことができる
- 遊タイム終了後(電サポを抜けた後)はほぼ期待値が一番低くなるためヤメ時に困らない
上記の通りで最大のメリットは『投資の上限がほぼ決まること』ですね。
例えば『初代北斗無双』という機種は遊タイムが搭載されていないため1/319を引けなければ1000回転、2000回転とハマり続けますが、後継機として登場した『北斗無双3』は『遊タイム突入(950G)=ほぼ100%大当たり』する仕様になっていたので950回転以上ハマることがありませんでした。
また、現行機種の多くは『ヘソ』と『電サポ』で大当たりの振り分けが違うので『遊タイム中に当たる=電サポ当たり』となり出玉的にも有利です。
先ほど紹介した『PA花の慶次 裂 99ver』や『PAわんわんパラダイスCELEBRATION』は通常時に大当たりしても約50%でしか確変に突入しませんが、遊タイム中は100%となり、出玉的にも10Rの振り分けがアップして通常時とは桁違いの恩恵を受けられます。
万が一、これらの機種が『あと1回転で遊タイムに突入する』みたいな状態で落ちていれば、勝率99.9%、平均7000円以上利益を得ることが可能になります。笑
つまり、ある程度のハマり台さえ拾えれば、仮に釘がきつくても期待値を出しながらの稼働ができるため、良釘狙いで稼働できない時の保険台として使えることも大きなメリットですね。
遊タイム導入によるデメリット
遊タイム導入のメリット
- 回らない調整の台が多い
- 遊タイムを抜けた後の台は期待値が低い
- 遊タイムを狙って老若男女ホールを徘徊する
- 遊タイム付近までハマってしまうとやめられない
- 知識がないともうすぐ当たる場所でやめてしまい損をする
- 前日にハマった台の取り合いなどで客同士のトラブルが発生する
遊タイム搭載による最大のデメリットは『回らない台が増えたこと』ですね。
モモキュン初打ち
— さんパパ@パチンコスロット稼働歴19年目突入中 (@sanpapa37) September 26, 2020
↓
遊タイム到達
1K12回転でゲロはきそうだった(笑) pic.twitter.com/QdhjXTK87n
上記の通りで、実際に打ってみると分かりますが、とにかく回らないです。マジで・・・(-。-)y-
僕が打ってるお店にある遊タイム搭載機種の回転数(1000円あたり)は以下の通り。
- P大海物語5スペシャル→1K15回転
- PA花の慶次 裂 99ver→1K13回転
- PAわんわんパラダイスCELEBRATION→1K14回転
お店も遊タイムを警戒してか、ほんとに釘がガッチガチなので通常時は苦行ですね。
それと遊タイム搭載機種は従来のパチンコとは違い、遊タイムに近づけば近づくほど期待値が増えるのでやめられなくなります。
先ほどの『PA花の慶次 裂 99ver』などは299回転ハマりでほぼ当たるわけですが、それを知らずに290回転とかでやめてしまったら、ビックリするくらい期待値がマイナスになりますので。
遊タイムのないパチンコは『通常状態であればいつでもやめてOK』ですが、遊タイム搭載機種はそうならず、しっかりと知識を身につけないと今まで以上に勝つのが難しくなるので注意が必要です。
遊タイムに関する良くある質問

Q1.遊タイムが搭載されているかどうかはどうやって分かるの?
遊技台に設置されている説明書(台の左側によくある)や台の頭上(データ機の上にスペックと一緒に書いてある)に記載されていることがあります。
もしなければ『機種名 遊タイム』で検索してみてください
『大海5スペシャル』であれば『大海5スペシャル 遊タイム』とった感じで調べればすぐにわかります。
Q2.遊タイムが発動したかどうかはどうやって分かるの?
遊タイムが発動すると何かしらの告知が発生して、遊タイム状態に入ったことが分かるケースがほとんどです。
液晶に『右打ち』や『残り350回』といった感じで打ち方や遊タイムの残りゲーム数を知らせてくれたりもするので、画面を見ていれば分かると思います。
Q3.遊タイムは何回でも発動するの?
遊タイムは『1回の初当たりごとに1度だけ』しか発動しません。
そのため『遊タイム突入→当たらずに通常時に戻る』といったことが起きた場合、次の当たりを引いて遊タイムの発動ゲーム数まで回さない限り、遊タイムが発動することはないので注意が必要です。
Q4.遊タイム中に大当たりを引いたら、その後どうなりますか?
通常時の当たりと同様に『時短』もしくは『確変』に移行します。
機種によっては通常時よりも『確変』に移行しやすい機種もあるので、遊タイム直前で当たりを引くよりも遊タイム中に当たりを引いた方がその後の出玉に期待できたりします。
Q5.遊タイム搭載機種を打つ際の注意点を教えてください
『もう少しで遊タイムに入るといったところでやめないこと』ですね。
ほぼ大当たりが約束されている状態で台を離れてしまうことほど、負ける可能性の高い立ち回りはありませんから、ある程度のところまで回したならやめたくても『当たりを引く、もしくは遊タイムに突入する』までは打ち切る覚悟が必要になります。
あとは遊タイム直前の台に座れば勝ちやすいということは、逆に言うと『遊タイムから遠い台ほど勝ちにくい』ことになりますので、1000円あたりの回転数が同じ台であれば少しでも回ってる台を打った方が勝率はアップしますね。
記事のまとめ

というわけで『パチンコの遊タイムとは』についてのお話しでした。
パチンコに遊タイム(天井)が付くと分かった時は『近い台を狙い打てば絶対に負けないだろうな』と思いましたが、現実はそう甘くはなかったです。
どのお店に行っても回らない調整ばかりですし、遊タイム搭載機種の島には昼間からライバルが店内をウロウロ・・・といった状況が僕の地元だけでなく他の地域でも多発していますので。
それでも遊タイムが付くことによって投資が止まり、勝つチャンスが広がるのは事実なので、市場に出た機種をしっかり攻略して、その時代に合わせた立ち回りで安定した収支を目指していきましょう。
あえて遊タイム非搭載機種を甘く使ってくるお店も見かけていますので、遊タイムを狙いながら、チャンスがあれば良釘台を終日打ち切るスタイルで稼働するのが良いかなと思います。
それではまた!
-
-
参考【21/11/29更新】パチンコ遊タイム(天井)搭載機種一覧【期待値と狙い目も解説】
パチンコの遊タイム(天井)搭載機種を一覧にまとめました。機種ごとの大当たり確率や遊タイム突入条件、天井到達時の恩恵、僕が狙う期待値の目安やワンポイント解説も載せてあるので、ホールで打つ・打たないの判断に迷った時の参考にしてください。
続きを見る
-
-
参考【21/9/12更新】パチンコ遊タイム(天井)ラムクリ画像一覧【朝一稼働時は確認必須】
パチンコの遊タイム(天井)ラムクリ画像を一覧にまとめました。朝一から立ち回る場合は事前にラムクリランプの場所を覚えておき、サクッと判別して効率よい立ち回りを実現していきましょう。機種によってはお店側で対策もできるため注意点も解説しました。
続きを見る
-
-
参考【断言】パチンコで勝てない9つの理由【本気で勝ちたい人向け/解決策もあり】
『パチンコで勝てない9つの理由』について1年間負け続けた経験とその後20年間勝ち続けてきた経験から解説します。パチンコで勝てない最大の理由は『期待値がマイナスの台を打ち続けているから』です。そしてその要因は『知識、経験、立ち回り、精神面』などの要素が原因となっているケースがほとんどなので順番に確認していきましょう。
続きを見る