こんにちは、さんパパです!
23歳で専業(パチプロ/スロプロ)になり、勝ち組歴は20年を超えていますが、今回は
- パチスロの軍資金はいくら必要?
- 20スロを打ちたいけど1万円だと少ない?
- みんないくらくらい持ってホールに行くの?
- あればあるだけ使っちゃうからいつも悩んでる
- 勝ってる人がどれくらい持っているのか教えて欲しい
こんな疑問にお答えしたいと思います。
本記事の内容
- 【超大事】パチスロの軍資金を決める際に覚えておくべき2つのルール
- パチスロ軍資金の決め方:立ち回り別
- 【パチスロの軍資金別】僕ならこう立ち回る
- パチスロの軍資金に関するよくある質問
この記事を書いた人の簡単なプロフィール
この記事を書いている僕はパチンコスロット歴20年です。専業(パチプロ)として活動していた時期もあり、現在は200人以上が在籍するパチンコやスロットで勝ち続けるためのスクール(コミュニティ)を運営しながら自由気ままな暮らしをしています。
今回は『パチスロの軍資金はいくら必要か】』というテーマでお話をしていきます。
まだパチスロで勝てなかった頃は家にあるお金をかき集めてホールに出向き、『今日は1万円しか使わない!』と思ってホールに入ったはずが、自分の思うように出ないと『カッー』っとなり、気が付いたら財布の中がすっからかん。まだ夕方なのにそれ以上打つことができず、人生に絶望する気持ちでとぼとぼ自宅まで1時間かけて歩いて帰ったことが何度もあります。
特に『まだパチスロで勝つことができない人』や『始めたばかりの人』は、多くのお金を持って行ってしまうと思わぬ大敗を喫して後悔することになりかねませんので、本記事を参考に調整するようにしましょう。
ちなみに本記事では『勝つための立ち回りを実践するにはこれくらいの軍資金が必要』といった目安を20年以上の稼働経験から記載していますので、信ぴょう性としてはかなり高いと思います。
【超大事】パチスロの軍資金を決める際に覚えておくべき2つのルール
パチスロの軍資金を決めるにあたって守るべきルールは以下の2つです。
パチスロの軍資金を決める際に覚えておくべき2つのルール
- ルール①:『やめ時』まで打ち切れるだけの金額を用意する
- ルール②:高設定台を『夜まで』打ち切れるだけの金額を用意する
それぞれ解説します。
ルール①:『やめ時』まで打ち切れるだけの金額
『やめ時まで打ち切る』というのは以下のパターンです。
やめどきまで打ち切るパターン
- 『設定狙い実践時』に判別が終わるまで打ち切るまでの資金
- 『天井やリセット、ゾーン狙い実践時』に適切なやめ時まで打ち切るまでの資金
例えば『ジャグラーの設定狙い』を実践する際、500回転くらい回しただけでは設定が見えてこないわけですが、手持ちが1万円しかなければ最初の300回転ほどで資金が尽きてしまい、判別が終わる前に台を離れなくてはなりません。
他にも『天井狙い』実践時に『天井まで残り100回転』といったところで資金が尽きてしまうと、天井に到達すれば確実に得られるはずだった当たりや出玉を得ることができずに終了となり、『次の人に出玉をプレゼントすることになる』といっても言い過ぎではありません。
これらはいずれも『勝つために一番大事な所を打てていない』ってことになるので、この立ち回りを繰り返してしまうと軍資金はいくらあっても足りませんから『最低限、その日に実践する稼働スタイルの適切なやめ時まで打ち切れるだけの資金』は持つようにしましょう。
ルール②:高設定台を『夜まで』打ち切れるだけの金額を用意する
これは主に『設定狙いで高設定台に座れた時』のお話しです。
一般的に『高設定台ほどお金を使わずに多くの出玉が出る』というイメージがありますけど、展開によっては負けてしまったり、多額の投資が必要になるケースもよくあります。以前『スマスロ北斗の拳』を打っていた際、『金トロフィー(設定4以上確定)』が出たのですが、結果として投資が2500枚ほどまで膨れました。最終的にはギリギリプラスにて終了となりましたが手持ちが5万円以下だった場合、途中でやめなければなりませんでした。
設定狙いを実践する場合、『機械割が105%を超えている設定であれば終日、打ち切った方が期待値が取れるので勝ちやすい』わけですが、資金が足りないとそれもできず、結果として何のために高設定に座ったのか意味が分からなくなってしまいます。
よって高設定を狙い、実際に座ることができた場合は『夜まで打ち切れるだけの金額を用意しておく』ってことが大事になります。
『じゃあそれぞれの立ち回りにおいて、どれくらいの資金が必要なのか?』という話をこれからしていきます。
パチスロ軍資金の決め方:立ち回り別
立ち回り別に必要とされる軍資金は以下の通りです。
いずれも20スロでの目安になりますのでレートが低い場合はその割合に応じて変更してください(10スロなら半分、5スロなら1/4の金額が目安となります)
Aタイプの設定狙い:3万円~5万円
ジャグラーやハナハナといったAタイプを打つ場合、3万円~5万円ほどあれば『やめ時ライン』までほぼ打ち切れると思ってOKです。
個人的にAタイプで設定6を狙う場合、朝の段階で2万円投資してノーボーナスなら絶対とは言いませんが、ほぼハズレ(低設定)の可能性が高いです。
ボーナス確率はもちろん、小役確率も優遇されてる機種が多いので、『ダラダラと3万円吸い込んで設定6でした』というケースは稀ですから、見切りを付けるには十分な金額だと思います。
AT機の設定狙い:10万円以上
スマスロを始めとするAT機は波も荒く、判別に時間のかかるケースも多いので最低でも10万円程は用意しておきたいところです。
設定6に座れればお金を使わず出玉で粘れるケースもありますが、設定狙いは『ハズレ』の方が圧倒的に多いので、狙い台をスカった時にやめ時まで打ち切れる金額が必要という意味です。例えばスマスロ聖闘士星矢の設定6狙いをした際、途中で『これは設定6じゃないな』と思ったとしても、ATに入るまでは打たないといけないって状態になると『最初のATまでに10万使う』ってことも起こりえます。
他にも高設定だけどまったく見せ場がなく夕方までひたすら投資が必要みたいなことも起こりえますし、機種によっては10万で足りないこともあるってことは頭に入れておきましょう。
天井狙い:3万円~5万円以上
天井狙いを実践する際は『天井に到達するまでの金額があればOK』なので目安としては3万円ほどかなと思います。
例えばスマスロ北斗の拳であれば『(リセット時以外は)天井が1300Gで1000円あたりの回転数は約35回転』なので『約4万円あれば届く』ことになります。もし目の前の台が『500回転』であれば、天井まで到達すると『1300G-500G=残り800回転』を回すことになるので『800回転÷35回転=約23000円』が軍資金として必要になります(つまり3万円あれば必ず当たりが引ける)
とはいえ天井狙いも『1台打って終わり』というケースは稀だと思いますから、次から次へと台を移動するってことを考えれば5万円程度は持っていた方が効率よく立ち回れますね。
スルー天井や穢れ狙い:10万円以上
スルー天井や穢れ解放を狙う場合は普通の天井狙いに比べてより多くの資金が必要になるので『10万円』くらいは用意しておいたほうがいいです。
実際に経験したお話をすると『銭形4の執念示唆小』を開放するまでに約2500枚、『バジリスク天膳の宿怨示唆3段階』を開放するまでに約2000枚(この時は解放できず)など、2000枚以上の投資はあたり前のようにかかってきます。有名どころだとやはり聖闘士星矢の不屈ポイント解放やスルー天井狙いですが、展開によっては5000枚近くの投資が必要になることもありますので狙う際は手持ち資金を確認しましょう。
ちなみにこの狙い方は手持ちと合わせて『時間も必要になる』ので、夕方以降など閉店取りこぼしのリスクがある場合は無理に狙わないことも大事になりますね。
リセット・ゾーン狙い:3万円~10万円以上
リセット狙いやゾーン狙いは基本的に投資は少なくてOKですが稀に必要なことがあります。
例えば『沖ドキGOLDのリセット台を32G打つ』という立ち回りを実践したとして、1台打ち切るのに1500円くらいで済みますが、当選が確定するわけではないので次々移動して全部スルーした場合は簡単に1万円が消えてなくなります。加えてスマスロ北斗の拳やモンキーターンなどリセット恩恵のある機種を途中から当たるまで打ち、単発などで終わった場合は1台で2万円近くの負債を抱えることも良くあります。
ということを考えるとリセットやゾーン狙いだから手持ちは少なくてOKではなく、複数台打てるだけの資金を用意しておくことが大事となり、その額を考えると少なくとも3万円くらいは用意しておいた方が良いかなと思います。
【パチスロの軍資金別】僕ならこう立ち回る
続いて手持ちの軍資金からどんな機種や立ち回りを実践したらよいのか、僕だったらこう立ち回るっていう話をしたいと思います。
軍資金1万円以下での立ち回り
軍資金が1万円以下の場合は20スロではなく10スロや5スロといったレートの低い機種で天井狙いを中心に立ち回り、手持ち資金を貯めることに専念します。
20スロだと1万円で打てる機種や状況にどうしても限りがあるのと、1発勝負で負けたら手持ちがなくなるリスクが高すぎます。仮に軍資金1万円であれば5スロの場合『4万円』になりますから、天井狙いなどを含め稼働できる幅も広がるものメリットです。
『軍資金が少ない=勝つことができない人』だと思うので、大きく勝つことよりも期待値稼働の練習として貯メダルを増やしていくことが目標となります。
軍資金3万円以下での立ち回り
軍資金が3万円ほどあるなら5スロや10スロを幅広く見つつ、リスクのない範囲で20スロも見ながら立ち回っていきます。
具体的には『5スロであれば天井狙いに加え、スルー天井は穢れ解放狙いを実践する』、『20スロであれば天井まで15000円以内に当たる台を狙っていく』感じです。5スロなら軍資金12万円あるのと同じなので波の荒い機種でも狙っていけますからね。
20スロの場合は確実に当たりを取りたいのでゾーン狙いなどは無理に攻めず、1万円以内で天井が狙える台が見つかるまでデータとにらめっこするかなと思います。
まだまだ資金的にも予断を許さない状況ですので当然ながらAタイプの設定狙いなどもしないですね。
軍資金5万円~10万円での立ち回り
手持ちが5万円を超えてきたら低レートの割合を下げ、20スロをメインに立ち回っていくと思います。
とはいえ『設定狙いや穢れ解放狙い』など波の荒い立ち回りは引き続き封印し、宵越し天井、リセット台の当日ハマり台などを中心に20スロの範囲を広げていきます。1台あたりのリスクも2万円程までにあげることでスマスロ北斗の拳であれば150Gくらいの台を打つこともできます。
他にも炎々の消防隊、キンパル、モンキーターン、コードギアスのリセット台で100Gくらい回されてる台を狙っていくことでリスクなく当たりを刈り取る感じです。
朝から稼働できない場合はホールを何店舗か移動しながら、やはり2万円以内に当たりを取れる台を狙っていきますね。
軍資金10万円以上での立ち回り
軍資金が10万円を超えているならあらゆる立ち回りが実践できるので、その時点で一番期待値が取れると思われる稼働を展開していきます。
平常営業なら宵越しやリセット天井も狙うし、リセットやゾーンも打つし、チャンスがあればスルー天井や穢れ解放狙いもします。設定狙いに関しては狙い台が1/3程度まで絞りきれれば実践するかもですが、そうでなければもっと資金が貯まるまではやらないと思います。
というのも軍資金が10万円ピッタリだとその日の立ち回りは大丈夫でも負けてしまった場合、翌日以降の立ち回りに弊害が出る可能性があるので、30万くらい貯まるまではリスクを抑えた立ち回りで様子を見る感じですね(手持ちが少ない時にリスクを取るメリットって基本ないです)
パチスロの軍資金に関するよくある質問
最後にパチスロの軍資金についてよくある質問に回答して記事を終わりたいと思います。
軍資金が少ないのですがどうやって貯めればよいですか
初期の軍資金に関してはどうすることもできないので、仕事やバイトをして貯める、もしくはお小遣いの中から捻出するしかないと思います。
僕も負けてた頃は軍資金がなくてどうやって捻出しようか毎日頭を悩ませていました。バイトもしていなかったので母親から自動車の教習代としてもらった1万円を握りしめてホールに向かい、運よく15000枚の出玉を獲得して勝ち組にはい上がる資金を得ましたが、そこに至るまで1年以上の苦しい生活を続けていました。
こうした経験から少ない手持で一発逆転を狙い続うより、レートを下げて立ち回りに磨きをかけつつ、毎月コツコツと資金を貯め、低レートの出玉と合わせて貯めていくのが理想かなと思います。
イメージとしては『5スロで月3万円を目標に稼働する』、『給料やお小遣いの中から1万円を稼働資金に回す』ことで両面から資金が貯まるようになりますね(稼働資金10万が目標の場合、上記の方法なら3ヶ月で貯まります)
軍資金が減ってしまったのですがどうすればよいですか
再び貯まるまで待つ、もしくは立ち回りの幅を下げましょう。
例えば『軍資金が10万で設定狙いを実践したけど失敗し、手持ちが5万円以下になってしまった』という状況であれば、『再び10万円になるまで設定狙いは封印する』みたいな感じです。
あるあるですが、そういう時に限って『前回狙った台を追いかけていれば予想が当たって5000枚出せていた』みたいになりがちですけど、それは手持ちがない自分に運がないだけの話なので、そういう事態を招きたくなければ常に自由な立ち回りができるだけの資金を用意することが大事ですね。
財布にあるお金を全部使っちゃうのですが何か良い方法はありますか
結論としてはないと思います(正確には『勝ちあがる』という選択のみが唯一の回答かなと)
冒頭でもお話ししましたが、勝てない頃に『財布に入れておくと全部使っちゃうから』という理由で1万円だけ財布に入れてホールに向かってました。しかしその1万円がなくなると時間を逆算して『まだ取り返せる』みたいな思考に発展し自宅に戻ると。そして今度は3万円とか5万円を財布に入れてホールに戻り、結果として『夕方には5万負けてる』みたいなことを何度も繰り返してましたので。
なので、どうしても資金管理ができないのであれば、使えないよう奥さんや家族に預けてしまうしかないかなと思います(定期預金しても解約できるので他人を巻き込むことが大事)
話の趣旨は変わりますけど、感情的になっても問題のない立ち回りを実践できるだけの力量を身に着けることに全力を注ぐのが良いですね。
おすすめの資金管理方法とかってありますか
基本的に生活費と軍資金は別管理にした方が良いです。
例えば『パチスロで5万勝ったから今日は役肉を食べよう』といって1万円使うと『残りは4万』ですよね。すると人って『1万円使っちゃったから取り戻さなきゃ』って考えるようになります(もともと5万円はなかったはずのお金なのに)。そうするとその1万円を取り戻すために稼働を再開し、そこで勝つための立ち回りができていればいいんですけど、そうでないと負債が増えて勝った5万はあっという間になくなります。
その時に生活費と財布のひもが一緒だと『本来は使っちゃいけないお金』に手を出し、暴走モードに突入して取り戻すまで投資が止まらず、気が付いたら生活費も含めて全部無くなったみたいになってしまうからですね(←経験あり)
よってまだ安定して勝つことができない人は『生活費と軍資金は財布を別にする』とか『稼働は貯メダルの範囲で行う』など生活費とは違う形で管理することをおすすめします。
まとめ:軍資金に不安のある人ほど勝つことにこだわりを持とう!
というわけで『パチスロの軍資金はいくら必要か?』というお話しでした。
個人的なことを言ってしまうと軍資金って『勝つことができない人は100万円あっても足りない』し、『勝つことができる人は5万円でもなんとかなる』というのが本音です。もし僕が『手持ち5万あげるから30万円にしてみてよ』と言われたら、ほぼ間違いなくできますからね。
そう考えるとパチスロを打つためにいくら持っていけばよいか?ということを考えるより、『パチスロで安定して勝てるようになるにはどうしたらいいか?』ってことを考えた方がこの先、軍資金について悩む必要がなくなるので楽かなと思います。
ですので、まずは軍資金の額に関わらず『5スロでいいから貯メダルを1万枚貯める』ってことを目標に稼働してみてください。
『5スロで1万枚貯まる=20スロで同じ立ち回りをすれば1万枚貯まる=負けることがないので軍資金の不安がなくなる』というループに入れば最強ですから。
勝ち方については『スロパチ人生逆転の手引書【三部作】』の方でガッツリ解説していますからそちらをどうぞ。
それではまた!
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参考【重要】パチスロの天井狙いを初心者向けに5つの手順で簡単解説
パチスロの天井狙いについて初心者向けに解説しました。天井狙いをすると普通に打つより投資が減るので結果的にプラス収支を実現しやすくなります。難しい技術も必要なく知識と行動力さえあれば誰にでもできるので稼働を楽しむためにも覚えておきましょう。
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参考【衝撃】スマスロ北斗の拳コンプリート達成!【一撃150連で19009枚出た!】
スマスロ北斗の拳でコンプリートを達成したので記事を書いてみました。北斗の拳は4号機の頃から打ってきましたが最高でも45連くらいだったので、その記録を100連近く更新しました(笑)。こういうことがあるからスロパチは面白いですね。
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参考【パチスロ】高設定狙いのやり方【勝つために6つの手順を覚えよう】
『パチスロの高設定狙いのやり方』について6つの手順で解説しました。パチスロで勝つと言えば高設定狙いを思い浮かべる人も多いと思いますが実は難易度が高いです。20年の経験から大事なことをまとめたので本質を見極めて勝利を目指していきましょう!
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