こんにちは、さんパパです!
23歳で専業(パチプロ/スロプロ)になり、勝ち組歴は20年を超えていますが、今回は
- パチスロの収支はどのように管理するの?
- 収支アプリがたくさんあるけど手書きの方が良い?
- 収支表には金額だけ書いておけばいいの?
- というか収支表を付けるの面倒なんだけど本当に必要?
- 収支表っていつまで付けたらいいのかなぁ?
こんな疑問にお答えしたいと思います。
本記事の内容
- 【超大事】パチスロの収支を付ける目的とは?
- 【パターン別】パチスロ収支の付け方
- パチスロの収支を付ける方法は3つ
- パチスロの収支を付ける際によくある質問
この記事を書いた人の簡単なプロフィール
この記事を書いている僕はパチンコスロット歴20年です。専業(パチプロ)として活動していた時期もあり、現在は200人以上が在籍するパチンコやスロットで勝ち続けるためのスクール(コミュニティ)を運営しながら自由気ままな暮らしをしています。
今回は『パチスロ収支の付け方』というテーマでお話をしていきますが、皆さん、稼働の収支はきちんとメモしていますか?
僕は稼働を始めた頃から収支表についてはいろんな形で残そうとしてきたのですが、負けが続くと嫌になってやめてしまうってことが良くありました。なので『手持ちのお金は減っているのに収支だけ見るとめっちゃ勝ってる』みたいな逆転現象が起こったりしていたんです。笑
稼働した結果を残すには、帰宅してからではなくホールで1台1台、打つ前後でメモをしながら最後にまとめるって形になるので面倒ではあるのですが、その反面、自分の立ち回りを振り返り、改善のヒントや負けていたり、伸び悩んでいる原因を突き止めたりできるのでしっかりと付けておきましょう。
【超大事】パチスロの収支を付ける目的とは?
先にパチスロの収支を付ける理由について触れておきますが、目的は『自分の立ち位置を知り、より効率的に勝つため』です。
本質を理解せず、誰かに言われたり、『ネットで収支はつけた方が良い』といった情報を見かけた程度の気持ちで付け始めてしまうと、負けが続いた時など収支を付けるのが嫌になり、そのまま放置してしまう可能性が高まります。すると後から振り返ってみた時、何の役にも立たないメモだけが残るので、時間も含めてすべてが無駄になってしまいます。
収支を付けるのは自分が今、どのような状況なのかを理解し、翌日以降の立ち回りを改善し、よりプラス収支を伸ばすきっかけにするものですので、必ず『どうして収支を付けなければならないのか』といった理由を押さえておきましょう。
パチスロの収支をつけるメリット
パチスロの収支をつけるメリットは以下の通りです。
パチスロの軍資金を決める際に覚えておくべき2つのルール
- メリット①:自分の立ち位置(勝ってるのか負けているのか)が分かる
- メリット②:立ち回りごとの勝敗が分かる
- メリット③:どれくらいの期待値を積んだかが分かる
- メリット④:無駄打ちが減る可能性が高い
- メリット⑤:添削してもらうことでより収支が伸ばせる可能性がある
順番に解説します。
メリット①:自分の立ち位置(勝ってるのか負けているのか)が分かる
収支表を付けなくても自分が勝っているのか、負けているのかはだいたい把握できるものですが、正確な金額や立ち回りまで覚えておくことは不可能です。
僕自身もそうでしたが、『負けている人』というのは負けたことから目を逸らしたくなってしまうので、勝った時はお金の計算とかをするのですが、負けた時はなかったことにして、そのままスルーしてしまいやすいです。そしてまた稼働して勝った時はニコニコ、負けるとふて寝するみたいなことを続けるので、トータルでどれくらい負けたのかが分からないわけですね。
すると『いつか取り戻せる』、『給料日が入ったら前に負けた分を取り戻す』みたいな思考が働き、給料をもらった3日後にはお金がない状態になり、だんだんと感覚がマヒして使ってはいけないお金に手を出し、家庭崩壊みたいなことになってしまうと・・・
収支を正しくつけることで、現在の自分の立ち位置はもちろん、『大切なものを失う前に改善につなげる』もしくは『これ以上マイナスを続けたくないから本気で勝ちたい』といった行動につなげる可能性も生まれてきます。
メリット②:立ち回りごとの勝敗が分かる
パチスロの立ち回りは主に『設定狙い』と『天井狙い(リセットなども含む)』に分けられるので、その日の立ち回りをメモすることで後で振り返った時に効率の良い立ち回りを知ることができます。
例えば『特定日はイベント狙い』、『それ以外は天井狙い』を実践した時、イベント狙いの方が安定して収支が上がっているなら、違うお店も含めて狙えないかを検討することで収支の伸びしろがります。逆に仕事帰りの天井狙いでコンスタントに勝てていて、設定狙いは全然ツモれないなら、イベントの日でもリセット狙いに特化して終日守りに入った方が収支は伸びるでしょう。
自分のスキル、地元のイベント状況などから、効率の良い立ち回りというものは必ず存在するので、収支表を付けることで見極めることができますね。
メリット③:どれくらいの期待値を積んだかが分かる
収支表には稼働データも残しますから、そこから期待値を計算することで自分がどれくらいの期待値を積んだかを知ることができます。
実収支は期待値に収束しますから、正しく期待値を積めていれば収支が伸びていなくてもそのまま続けることで大きく勝つこともあるでしょう。逆に期待値は積めなかったけど誤爆などによって大きく勝てていたなら、その調子で稼働を続けると下振れして負けが続き、立ち回りが乱れる原因になったりもします。
期待値を知るには自分がどういった台を打っているのかを理解していなければならないので、収支表を付けることで立ち回りの質も管理できますね。
※パチスロの期待値についてはLINE登録プレゼントで配布している『スロパチ人生逆転の手引書』で詳しく解説していますので参考にしてください(無料です)
メリット④:無駄打ちが減る可能性が高い
これはマインド論になりますが、収支表を付けることで無駄打ちを減らすことができる場合があります。
収支表には当然、自分が打ったすべてのデータを付けることになるので、逆に言うとデータがしっかり付けられている場所に変なデータを載せたくないんですよね。なので、『この台、好きなアニメのタイアップでちょっと打ちたいけど、明らかに期待値マイナスだから、あとで振り返った時に何でこんなの打ったんだってなるのが嫌だしやめておこう』みたいになる感じです。
他にも稼働終わりのタイミングを書くことで期待値を最大限積めたかどうかの確認もできるし、そこで無駄に打っているなら『次は気を付けなきゃな』ってなるので、やはり無駄打ちを減らすことにつながりますね(ホールにいると熱くなって冷静な判断ができなくても、家で振り返ると納得できたりします)
メリット⑤:添削してもらうことでより収支が伸ばせる可能性がある
勝っている人は稼働データを見れば一発でその人の立ち回りの良し悪しや改善点が見つけられるので、いざという時のために残しておくと良いでしょう。
僕はスロパチで勝つための会員制コミュニティを運営しているのですが、参加している方の稼働報告をほぼ毎日確認しています。そこで僕が打つ基準に達していない報告が上がった場合はすぐにツッコミを入れて、なぜその台を打ったのかを質問したり、『僕ならこういった理由で打たなかったと思います』といったことをコメントしています。
これによって添削を受けた方は立ち回りの改善ができ、次の稼働で同じ失敗を防ぎ、結果としてレベルアップした立ち回りを実現できるようになります。
逆に言うと勝つことができない人から『勝ち方を教えてください』といった質問をもらっても、『どんな台を打ってますか』と逆質問をして、データが何もなければアドバイスのしようがないということです(月並みなことしか言えない)
どんなに負けていたとしても稼働データさえあれば、勝ってる人からのアドバイスをもらい、成長することができるので、いつ、どこでそういった機会に出会うか分かりませんが、付けておいて損はないと思います。
パチスロ収支の付け方
スロット収支を付ける項目については立ち回りによって分けるのがおすすめです。
設定狙いと天井狙い、それぞれに分けて解説します。
設定狙いで収支をつける場合
設定狙いの場合、以下の項目をメモしておきましょう。
設定狙い実践時、収支表にメモするべき項目
- 稼働した日
- 稼働した店舗
- 狙った機種
- その台を狙った根拠
- 結果(投資と回収)
- お店の状況(本物かガセか)
- 当日の並びやプロっぽい人の有無
- 次回、同一イベントに向けた一言
僕の場合はこんな感じで、大事なのは『打った根拠から下の部分』で、特に当日の並び、ライバルの状況、そしてしっかりと設定6が使われていたのかどうかをメモとして残しておきます。
最後に次回に向けた一言を書いておくと良いでしょう。例えば『並びは少ないがプロ集団アリ、新台とメインどころの3台機種は空き台なし、単品は角には入らず島の真ん中に固まっていた、直近3日のへこみ台が熱く誤爆した台には入ってない、データから公約通り6は使ってそう』といった感じ。
店舗数が少なければ頭の中でだいたい分かるのですが、頭の中で記憶できるのってせいぜい1回か2回前くらいのイベントまでなので、長く設定狙いをするならメモしておいた方が有利なことは間違いないですね。
天井狙いで収支を付ける場合
天井狙いの場合、以下の項目をメモしておけばOKです。
設定狙い実践時、収支表にメモするべき項目
- 稼働した日
- 稼働した店舗
- 狙った機種
- 打ち始め
- やめ時
- 打った根拠
- 期待値
- 結果(投資と回収)
天井狙いの場合はこんな感じで、大事なのは打った台の状況と根拠です。
『なぜその台を打ったのか』、『なぜその状態でやめたのか』を明確にすることで、しっかりと期待値を追えているのか否かが分かります。勝つことができない人はこの部分が間違っているケースがほとんどなので、ここを見ればその人のレベルが把握できるといっても言い過ぎではありません。
設定狙いと違って次々と台を移動していくので、あとでまとめて書くと忘れてしまいますから、『台を見つける→打ちながらメモ→打ち終わる→次の台を探して打ちながらメモ』といった感じにするとタイムロスなく次々と打つことができると思います。
パチスロの収支表を付ける方法は3つ
パチスロの収支表を付ける媒体は以下のどれかが良いでしょう。
パチスロの軍資金を決める際に覚えておくべき2つのルール
- 方法①:スマホアプリを使う
- 方法②:エクセルを使う
- 方法③:大学ノートを使う
簡単に解説します。
方法①:スマホのアプリを使う
パチスロ収支アプリで一番使われているのは『pRecord』だと思います。
スロット専業の人はこれを使ってる人も多いですからね。
iPhone専用アプリでしたが、今はAndroidに対応したアプリも出ているので、アプリを使って収支管理するならこちらで良いでしょう。
方法②:エクセルを使う
エクセルは収支と合わせて、設定狙いのデータ収集や解析、一言メモなどをホール単位や月単位など自由に管理できるので個人的にはおすすめです。
デメリットとしてはスマホでもエクセルが使えますが、どうしても入力画面が小さくなるのでアプリより自由度が低く、パソコンがないと不便ってことですね。
方法③:大学ノートに手書きで書く
パソコンが使えなかった専業時代は大学ノートを買ってきて、自分で線を引いて収支と一緒に設定狙いの狙い台やホールの癖、気になることをメモしていました。
専用のノートを作ることでスマホのメモ帳とかでは見つかりにくい情報もパッと見られるので、時代が進んでもノートにメモするっていうのは1つの手段としてはアリでしょうね。
パチスロの収支を付ける際によくある質問
最後にパチスロ収支の付け方について、よくある質問に回答して記事を終わりたいと思います。
台を移動した際の端数とかはどのように計算すればよい?
最終的な投資と回収さえわかれば問題ないので、合算していいと思います。
例えば非等価のお店で台移動自由、箱に入れたメダルで移動したなら『持ち玉移動』ってかいておけばOKです。最初の台は投資部分は『使った枚数を記載』、回収部分は『出玉移動と記載』、次の台の投資部分は『出玉移動+追加分(あれば)を記載』、回収部分は『回収枚数記載』しておく感じです。
これで最初の台と次の台を合算した投資と回収が分かるので、その日の収支を確認することができますね。
負けが続くと収支を書きたくなくなるのですが・・・
これは僕もそうだったのですごく気持ちが分かりますけど、現実から目を逸らしてしまうと成長が止まり、同じことを繰り返してしまうので考え方を変えていきましょう。
『パチスロで負けてる状態』から『勝ち続ける状態』に駆け上がるには、いくつかのハードルがあって、それを1つ1つ飛び越えていかないとたどり着けないんですよね。その1つが『負けても収支を付け続ける』ってことなので、負けて『収支を書きたくないなー』って思ったら、『こうやって現実から目を逸らしてるから自分は勝つことができないんだ』って思うようにすると壁を乗り越えられるかもしれません。
個人的に稼働する上で一番避けなければならないことは『破産』ですから、仮に『負けた収支を書くのが嫌だから稼働を控える』ようになれば、それだけでも手持ちが減らずに済むのでOKかなって思います。
僕は勝った時は収支を書く、負けた時は収支を書かない、といったことを繰り返し、100万円以上の負債を抱え、1年ほど負け続ける人生を送ることになったので、同じ道を辿らないよう気を付けてください。
パチスロの収支はいつまで付けるべきですか?
個人的な考え方として3つに分かれていて、『負けている人』と『勝てるようになったけどまだ立ち回りに不安のある人』はとにかく丁寧に収支を付けた方が良いです。
これは『立ち回りの改善が必要になる可能性が高いから』ですね。
逆に期待値稼働をマスターして何ヶ月も安定して勝ち続けられるようになったら、やめちゃってもいいかなって思います。
ここまで来れば収支を付けようが付けまいが、やることは変わらないってことが頭で分かっているはずですし、他の人に添削してもらうってこともないでしょうからね。
まとめ:データを貯めて月ごとに振り返ろう
というわけで『パチスロ収支の付け方』についてのお話しでした。
パチスロで負けてる人が勝つためには立ち回りの改善が必須になりますが、そのためには過去の事実(稼働内容)を知ることが重要で、そのために収支をつける感じです。
あまり細かくつけすぎると続かなくなってしまうので、必要な情報を自分がまとめやすい方法で残していくようにしましょう。
それではまた!
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