こんにちは、さんパパです!
遊タイムの設置台数も減ってきて、ピークの時代に比べてかなり拾いにくくなってきたと思います。
そんな中、少しでも遊タイムに近い台に座るため、前日にハマっている台を選ぶケースもありますよね(いわゆる宵越し狙い)
この手の台はお店がリセット(ラムクリ)していなければ朝から狙い打つことができますが、狙えないようにリセットするお店もたくさんあります。
今回は『遊タイムのリセット(ラムクリ)判別方法と実践手順』について僕が実践している事例を元に解説していきますので、無駄なお金を使って負けてしまわないよう、しっかり学んでおきましょう。
本記事の内容
- 遊タイムのリセットとは
- お店ごとに遊タイムのリセットパターンを把握する
- 遊タイムのリセット判別手順
- 遊タイムのリセット判別に関する注意点
本記事の信頼性
この記事を書いている僕はパチンコパチスロ歴24年です。専業(パチプロ)として活動していた時期もあり、現在は250人以上が在籍するパチンコやパチスロで勝ち続けるためのスクール(コミュニティ)を運営しながら自由気ままな暮らしをしています。
尚、これから本題に入っていきますが、まだ遊タイムの意味やゲーム性、勝ち方については下記の記事で詳しく解説していますので、そちらを確認してください。
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参考パチンコの遊タイムとは【初心者向けに分かりやすく解説】
パチンコの遊タイムとは通常時を一定回転数回すと突入する天井機能のことです。機種によって性能は異なり『遊タイム突入=大当たりがほぼ確定するもの』から『時短に突入して大当たりを待つことができるもの』などプレイヤーにとって凄く有利になりますね。
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参考パチンコの遊タイム狙いで勝つ方法【3つの手順で収支は伸びます】
パチンコの遊タイムを狙って勝つ方法について解説しました。結論はシンプルに遊タイム発動回転数に近い台を打てばOKなのですが、なかなかそういった台が落ちていなかったりするので、狙い方から実際の立ち回り方法までを事例を交えながらお伝えします。
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パチンコ遊タイムのリセット(ラムクリ)とは?

遊タイムのリセット判別について解説する前に、そもそも『リセットとは何か』、『なぜリセットするのか』について簡単に解説しておきます。
パチンコにおけるリセットとは『確変や時短、前日の回転数などを初期化する行為のこと』です。
パチンコは『遊技台の電源を消す→入れる』だけだと前日の状態を維持するため、例えば閉店時に確変状態だった台の電源を落とし、翌日入れると『確変状態』として開店を迎えます。
昔はこれを『モーニング』や『持ち越しサービス』と呼んで朝一のお客さんを呼ぶ手段として使っていましたが、今の時代はNGになっている地域がほとんどです。
そのため、このような状態の台は通常状態に戻さなければならず、この作業のことをリセット(もしくはラムクリ)と呼んでいます。
遊タイムに関していえば『リセットすることで前日のはまり台がリセットされる(=0回転に戻る)』ので、初期状態に戻すといったイメージになりますね。
なぜ、遊タイムをリセットするのか?
遊タイムについては発動回転数に到達しなければ通常状態なので、リセットしなければいけないわけではありません(もちろん発動していれば確変や時短中になるのでリセットは必須)
それでもリセットするのは利益確保やトラブル防止といった意味合いが強いと思います
例えば『大海物語SP5』の遊タイムを狙った際の期待値は以下の通りです。
『等価交換・1R当たりの出玉140発・1000円あたり18回転回る』といった条件の台が前日の夜に850回転ハマって閉店した場合、『遊タイム発動まで残り100回転』となり、この時の期待値は『7551円』となります。
これの意味するところは『リセットをかけずに開店を迎えるとお店側は平均7551円の赤字になる』といった感じです。
そしてこの台を『リセット(=0回転に戻す)』すると期待値は『-1674円』となるため『リセットをかけて開店を迎えるとお店側は平均1674円の黒字スタートになる』ので遊タイムに近い台をリセットしたりするわけですね。
他にもプロを排除したり、全台リセットして釘を甘くしたり、朝一の稼働を考えて意図的に残したりするお店もあるので、店舗ごとにどんな傾向なのかを見極めて立ち回ることが大事になりますよってことです。
ラムクリとリセットは違うもの?
厳密には違いますが、面倒なので同じものだと思っていてOKです。
- ラムクリ:工場の出荷状態に戻すこと
- リセット:設定を変えたりエラーの状態を戻すこと
僕の理解は上記の通りで、遊タイムの回転数を0に戻すことに関して言えば『ラムクリ』と呼ぶのですが、(パチスロの癖もあって)リセットって呼んじゃったりしています。
勝つパチンコを目指す上でラムクリとリセットの違いが分からなくても問題ありません。笑
遊タイムのリセット(ラムクリ)判別方法と実践手順

遊タイムのリセット判別手順は以下の通りです。
- 手順①:打つ機種のリセットセグを調べる
- 手順②:通う店舗のリセット傾向を調べる
- 手順③:狙い台を見つけて朝から稼働する
順番に解説します。
手順①:打つ機種のリセットセグを調べる
多くの遊タイム搭載機種は『セグ』と呼ばれるランプを見ることでリセットか否かを判断することができます(下記は牙狼月虹ノ旅人のラムクリ(=リセット)画像)

朝一、上記のランプが点灯していた場合、『お店側がリセットした可能性が高いため、その台を打たない方が良い』ことになります。
他にも享楽系(仮面ライダー轟音や仕置人TURBO)であれば、朝一100回転回すと左の液晶に遊タイムまでの残り回転数が表示されたりします(表示されない機種もアリ)

また『P交響詩篇エウレカセブン』であれば、朝一の図柄の並び方によってリセット判別ができます。
- 朝一の出目が『3・3・1』→リセット
- 朝一の出目が『5・3・7』→据え置き
こんな感じで機種によってリセット判別するチャンスはたくさんあったりもするので、ラムクリ画像を基本にしつつ、機種ごとの特徴を覚えていきましょう。
機種ごとのラムクリ画像は下記にまとめていますので、ブックマークをしてすぐ確認できるようにしておくと良いですね。
手順②:通う店舗のリセット傾向を調べる
機種ごとのリセット判別方法を知ったら、自分が通ってるお店がどういったリセットパターンになっているのかを調べていきます(詳細については記事の後半でお伝えしています)
参考までに僕の調べ方をお伝えしておくと、
さんパパ式遊タイムリセット調査方法
- 朝一、ホールに行ってラムクリ画像を参考に判断する(現地)
- 前日の最終回転数+当日の初当たり回転数から判断する(自宅)
- 初当たりの時間に注目して判断する(自宅)
上記の通りで、一番確実なのは『お店に行ってラムクリ画像との比較によってリセットの有無を判断すること』です。
全台リセットなのか、全台据え置きなのか、特定の台だけリセットなのかを調べていけば、お店の傾向をほぼ完ぺきに把握できると思います。
とはいえ、仕事などで毎日ホールに行けない人や僕のように面倒くさがりな人は『ネットで公開されているデータから調べるのがおすすめ』です。
例えば牙狼月虹ノ旅人のように『遊タイム突入=大当たり』となる機種であれば、『前日の回転数+当日の初当たり回転数』からリセットの有無を判断することができます。
もちろん翌日、遊タイム発動回転数前に当たりを引いてしまうこともあり、その場合は判断することができないのですが、そこは『初当たりした時間』を使ってカバーします。
9時開店のお店で朝から牙狼月虹ノ旅人を250回転回せば、遅くとも10時30分までには到達するので、初当たり時間が9時10分とかだと『ライバルが開店から回した=据え置きの可能性が高い』と判断できます。
これが11時になっても12時になっても『0回転のまま』であれば『ラムクリされて誰も打っていない』と予想して『この店のハマり台は狙えないんだな』と分かるわけですね。
手順③:狙い台を見つけて朝から稼働する
機種ごとのリセット判別方法とお店の傾向が分かったら、稼働前日の閉店データをチェックし、翌日の朝一からお店に向かいます。
リサーチの傾向から同じように朝一から狙っている人がいる傾向があるなら、整理券をもらうために並んだり、入場抽選を受けることも必要ですね。
そしてお店の開店と同時に狙い台に向かって突っ走り、キープできたらすぐラムクリ画像を元にリセット判別をして据え置きだと分かった時点で初めてお金を投入してハンドルを捻りましょう。
僕はこんな感じで地元ホールの傾向を調査して朝から狙えるホール、狙えないホールを識別しているので、狙い台が取れた時はほぼ90%の確率で据え置きの台を打つことができ、効率的に期待値を積むことができています。
お店ごとに遊タイムのリセットパターンを把握する

実は遊タイムのラムクリ判別はお店のリセットパターンを理解しておくことで、お店に行かなくてもだいたい分かってしまうケースがほとんどです。
例えば『このお店は100%遊タイムをリセットする』ということがあらかじめわかっていれば、そのお店で遊タイム搭載機種を朝一から攻めることはできないので、リセット判別そのものが不要になります
遊タイム搭載機種の扱いについて僕が分別しているパターンは以下の通りです。
- パターン①:全台リセットするお店
- パターン②:前日にハマっている台だけをリセットするお店
- パターン③:イベント時にだけリセットするお店
- パターン④:回収時期になるとリセットするお店
- パターン⑤:一切リセットしないお店
それぞれ解説します。
パターン①:全台リセットするお店
遊タイム搭載機種を片っ端からリセットするお店ですね。
このお店の場合、前日にハマっていても電サポ抜け直後でもすべてリセットされるので、朝一から遊タイムを狙うことはできません。
よって遊タイムのリセット判別をする以前に決着がついているため、楽といえば楽ですね。
パターン②:前日にハマっている台だけをリセットするお店
パチスロでよく見かけるパターンですが、お店によっては一定のハマり台になるとリセットをかけてきたりします。
先ほど解説した『大海5SPが前日に850Gハマって閉店していた』といった場合などですね。
このパターンについては、どの回転数に到達したらお店側がリセットしてくるのかが分からないため、何日かかけてデータを取ることが必要になります。
- 前日504Gハマり→リセット
- 前日466Gハマり→据え置き
- 前日250Gハマり→据え置き
- 前日611Gハマり→リセット
- 前日488Gハマり→据え置き
こんな感じでデータを残していくと『この店は500G以上ハマって閉店した台はリセットする可能性が高い』といった予測を立てることができます。
そしたら『前日700Gハマって閉店した台』があったとしても朝一、無駄に並ばなくて良くなりますし、ライバルがその台をチェックしに行ってる間に違う台を取れたりしますからね。
パターン③:イベント時にだけリセットするお店
これもパチスロと同じですが、イベント時に釘をあける代わりにリセットをかける可能性があります。
先ほどお伝えした通り、遊タイム搭載機種は同じハマり台でも『1000円あたりの回転数』や『出玉』によって期待値が変わってくるため、イベントで釘を開けば普段なら期待値が出ない台でも跳ね上がったりします。
そのため『イベント日などの朝からお客さんが座る可能性の高い日はリセットする』という可能性も頭に入れておく必要があります。
パターン④:回収時期になるとリセットするお店
これは僕の地元であった話ですが、お盆時期や年末年始など、普段よりお客さんが増える時期になると遊タイムをリセットする店がありました。
おそらく放っておいても人がくる状況なので過度なサービスをせず、その後の営業に向けてしっかり利益を確保するといった意味なのかなと思いますが(釘も最悪でした)、このパターンは複数店舗で確認できたため意外とあるのかもしれません。
イメージとしては『11月頃は比較的遊タイムのリセットが少なかったお店が12月の中旬以降、露骨にリセットするようになり、1月の後半くらいから据え置きに戻す』みたいなイメージです。
パチンコ業界の『GW・お盆・年末年始』は『三大回収期』と呼ばれていますので、時期が近づいたらいつもより念入りにチェックしておくと良いかもです。
パターン⑤:一切リセットしないお店
このお店は朝から積極的に狙っていけますね。
過去には『当店は遊タイムをリセットしません』といった張り紙をしているお店を見たこともありますし、そういったお店は大チャンスです。
もちろんライバルもいるでしょうから台の確保は難しいと思いますが、このパターンであればリセット判別は不要になりますね。
遊タイムのリセット判別に関する注意点

注意点①:状況は常に変わることを頭に入れる
先ほどお伝えした通り、同じ店舗でも経済の状況や回収・還元時期によって遊タイムリセット率が変わってきたりします。
例えば以下のような感じです。
お店の状況変化の一例
- 遊タイムを全台リセットしていたけど、他のお店が据え置き始めてお客さんが流れてしまったので据え置くようにした
- 遊タイムを全台据え置きにしていたけど、プロっぽい人に刈り取られてしまうのでハマり台だけリセットするようにした
- 今月は回収時期なのでいつもは据え置いてる機種も積極的にリセットするようにした
などなど、据え置きだったお店が徐々にリセットを絡めてくるといったことは良くあるので、癖を知り尽くしているホールであっても遊技前にリセット判別するようにした方がよいです。
昨日まで据え置きばかりだったお店が『今日』からリセットに転じる可能性も十分ありますからね。
注意点②:予期せぬ事態が起きたら撤退する
予期せぬ事態とは以下の通りです。
遊タイム狙い時の予期せぬ事態
- ずっと遊タイムを据え置いていたお店で狙い台を取ったら、セグがリセットだった
- 朝一の判別ができず、据え置きだと思って宵越しを狙ったらリセットだった
- リセットのセグではなかったにもかかわらず宵越しで遊タイムが発動しなかった
僕が実際にあったのは真牙狼の『宵越し+当日ハマり』を狙った際、過去の傾向から100%据え置くホールだったのでリセット判別せずに打ち始めたのですが、ふと気になってセグを見てみたんです。
そしたらまさかのリセットセグになっていたので、打ち出しをストップして10分程スマホを見ながら熟考し、他の台も確認してみた所すべてリセットセグになっていたため『これはヤバいかも』と思って席を立ちました。
結果、その台は次に座った人が宵越し天井を超え、当日の遊タイム発動回転数ギリギリで単発を引いて5万円以上失う結果になっていました。
もし、この時僕が『この店は据え置きだから』と思い込んでこの台を打っていたら(どこかで気が付いたかもしれませんが)、無駄な投資と貴重な稼働時間を失うことになった可能性が大でした。
遊タイム狙いは今日できなくても、明日、明後日と狙い続けることができるので、少しでも『リセットかも』といった不安があるならそのお金を財布に残してあげましょう。
そしてもっと自信のある時にそのお金を使って稼働をした方が、結果的にリスクを抑え、確実な勝利を呼び込むことができるはずです。
注意点③:繰り返し狙ってトータル収支を考える
遊タイム狙いは『期待値稼働』なので、1回の稼働で確実に結果が出るものではありません。
どんなに良い台でも1回当たりの期待値は5000円~25000円ですので、下記のように展開が悪ければ大きく負けます。

上記は僕が遊タイムを狙った仮面ライダー轟音での最悪なパターンで、当時の状況は以下の通りでした。
遊タイム狙い時の最悪パターン
↓
■5000円で70回転ほどしか回らないけど、やめるにやめられない
↓
■何とか遊タイム到達して大当たりを引くも20%しかない300発の出玉当たり
↓
■120回のST抜け(玉減る)
↓
■120回の時短抜け(玉減る)
↓
■7000発近く負ける
他にも真牙狼で『遊タイム突入1回転前にGARO保留から単発当たり→時短スルーで3万負け』みたいなこともありましたし、大海4SPや大海5SPは遊タイムに到達しても大当たり期待度が約67%なので『遊タイムスルー→15000円負け』を何度も経験しています。
逆に1000円で確変を引いてそのまま1万発以上の出玉を獲得したこともありますし、大事なのは『1回の稼働で勝ち負けを判断せず、繰り返し狙い続けること』です。
どれだけ期待値のある台を掴んだとしても負けることはあるので、そこでムキにならず、次回のチャンスをじっくり待ち、繰り返し狙い続けていきましょう。
遊タイムのリセット判別は隙なく実践しよう!

というわけで『パチンコ遊タイムのリセット判別方法と手順』についてのお話しでした。
遊タイム搭載機種も減っているので、以前ほどリセットをかけるお店もなくなってはきましたが、それでも朝のデータを見てると『リセットしてるんだな』というお店は存在しています。
そのため今回の情報を知っているだけでもライバルに差を付けられますし、地元の傾向を掴んでしまえば投資するお金と稼働時間を限界まで削ることができ、結果として勝ちやすい状況を作り出すことができるので、チャンスがあれば実践してみてくださいね。
それではまた!
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パチンコの勝ち方に関する記事をまとめました。僕は18歳でパチンコを始め1年程まったく勝てず悩んだ経験を持っています。本記事は当時の自分に向け『パチンコで勝つにはこの記事の内容を頭に叩き込みましょう』といったものですので参考にしてください。
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参考【神業】パチンコの捻り打ち(ワンツー打法)とは【やり方も解説】
『パチンコの捻り打ち(ワンツー打法)』について20年以上の稼働経験からやり方や効果を解説します。捻り打ちとは『大当り中にハンドルを捻りながら玉を発射し、アタッカーにより多くの玉を入賞させて出玉を増やす打ち方』のことで上手い人が実践すると1日5000円近い収支を上乗せできたりするためチャンスがあれば挑戦してみましょう。
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