こんにちは、さんパパです!
今回は『パチンコで1000円あたりの回転率ってどうやって計算すればいいんですか?』という質問に回答したいと思います。
パチンコで勝つには自分の台がどのくらいのポテンシャル(期待値)を持っているのかを把握する必要があり、その基礎となるものこそが1000円あたりの回転率になるので覚えておきましょう。
パチンコの回転率とは?

簡単にパチンコの回転率について触れておきますが、既に理解している方は『パチンコで1000円あたりの回転率を計算する方法』まで読み飛ばしてください。
回転率の基本的な考え方
パチンコの回転率とは『1000円(1Kと呼ばれたりもします)で何回転回ったか』という意味になります。
たとえば、1kで20回転する台であれば回転率は20、1Kで15回転なら回転率は15ですね。
回転数は機種や釘の状況によって変わることが多く、もっと言うと『同じ機種であっても台ごとに回転数が大きく変わることがある』ので、厳密には1台1台、調べていくことが必要になります。
回転率が重要な理由
回転率が重要とされる最大の理由は『期待値』に直結するからです。
同じ機種において『1000円で20回転回る台』と『1000円で10回転しか回らない台』であれば、仮に2000回転まで打った時、前者は投資が10万、後者は投資が20万と2倍もの差になるので、当然ながら後者の方が勝てる可能性が大きく減ります(パチンコは大当たりの確率などに変化はないため)
つまり、回らない台を打てば打つほど投資がかさみ、結果的に負ける可能性が増えてしまうため、1回転でも多く回る台を打ち続けることが大事になるわけですね。
パチンコで1000円あたりの回転率を計算する方法

方法①:現金投資で回転率を計算する
もっとも基本的な方法が、現金投資した金額と回転数から算出する方法です。
1000円で何回転回るかを記録することで、自分が打っている台の回転率がわかります。たとえば3000円使って60回転した場合は『60 ÷ 3=20回転/1k』となりますね。
現金を使った通常時のみを対象にして計算することがポイントで、STや時短中の回転数は除外する必要があります。
方法②:ドル箱にある出玉で回転率を計算する
持ち玉で打っている時は、使った出玉数から金額換算して回転率を出します。
例えば『1箱=約1500玉の出玉で通常時を回したら120回転回った』場合、1500玉=約6000円(4円貸し)となるので、『120 ÷ 6=約20回転/1k」と計算となりますね。
ここで問題となるのは『1箱何玉入っているのか?』ということですが、これは1箱に玉をぴっちりと詰めて交換することで、そのお店のドル箱に何玉入るのかを把握することができます。

当然、バラバラに入れてしまうと分からなくなってしまうので、下皿からドル箱に移す際、左手できれいに並べていく癖を付けると良いですね(非等価のお店だとプロがよくやっていて、めちゃくちゃきれいに詰めてあったりするのですぐにわかります。笑)
方法③:計測器を使って出玉を計算する
最近は台ごとにパーソナルシステム(台ごとに計測器が付いている)を導入している店舗も増えていて、『何玉使ったか』、『何玉出たのか』を正確に把握できるので回転率の計算が非常にスムーズです。

上記であれば持ち玉が『3456発』なので、ここから1プッシュごとに回転数を見ていけば500円ごとの回転数を調べていくことができますし、5000円ごとであれば1250発使った時点での回転数を見ればOKとなりますね。
方法④:スランプグラフを使って計算する
大当たり履歴とスランプグラフが見られるお店であれば、『大当たりした回転数』と『投資した玉数』から回転数を計算することができます。
お金をかけず、ノーリスクで判断できるケースもたくさんあるので、僕はこの方法で島全体の回転数を把握することが多いです。
やり方については下記の記事で解説していますので、参考にしてください。
パチンコで回転率を計算する際の注意点

確変や時短中の回転数は除外してOKだけど、過入賞は計算に入れる
回転率は『通常時に1000円で何回転回っているか』を求めるので、電サポが発動している状況(確変や時短中)ではカウントしなくてOKです。
通常時にカウントしていく際、保留玉が4つ(機種によっては8つ)点灯している状態でヘソに入るとデータカウンター上では回転数が増えませんので、『過入賞』した分は別にカウントしていくことが必要です(例:『1万円使って190回転+過入賞4個だから、1000円で19.4回転回ってる』という感じ)
稀に通常時に『電サポ』が開いて回転数を稼げる機種がありますけど、その場合もお助けで電サポに入った分はカウントせずに回転数を計算しましょう(あくまでヘソに入った数をカウントする)
貸し玉レートを把握しよう
パチンコ店では『4円パチンコ』、『1円パチンコ』など複数のレートがあるので、同じ1000円でも出てくる玉数が違ったりします。
たとえば4円パチンコでは『250玉』ですが、1円パチンコでは『200玉』だったりしますし、再プレイだと手数料を引かれて『230発』みたいなケースもありますので、これを考慮しないと正確な回転数を把握することができません。
特に初めて行くホールでは事前にレートを確認したり、1プッシュ(貸玉ボタンを1回押す)で何玉出てくるのかはチェックしておきましょう。
必ず発生するムラに惑わされないように!
パチンコを打っていると『さっきの1000円では25回転も回ったのに、次の1000円だと4回転しか回らなかった』みたいなことがありますよね。
これはどの台を打っていても必ず発生しますので、あらかじめ『そういうものだ』と思っておくことが重要で、個人的には狙い台であれば10000円、どんなに早くても3000円~5000円くらいは打ってから、続行するか、やめるかを判断することが多いです。
過去に1000円で28回転以上回るような台を終日打ったことがありますけど、その台ですら短期で見ると1000円で15回転くらいしか回らないこともありましたからね。
さすがに最初の1000円で1回転しか回らないとかならやめるかもしれませんが、ボーダーをちょっと下回る程度であれば5000円くらいは様子を見たほうが良いかなって思います。
パチンコで回転率を計算する際によくある質問

パチンコの回転率を計算するおすすめアプリを教えてください
僕が使っていたのは『まわれくん』というアプリですね。
プロで使ってる人も多く、簡単に操作できるので便利かなと思います。
回転率を把握すればパチンコで勝てますか?
回転率はあくまで『勝つための要素の1つ』なので、把握したからといって勝てるわけではありません。
むしろ回転率を計算した結果、期待値が大幅にマイナスの台を打っていれば当然、負債は増え続けてしまいます。
回転数はあくまで『今、打っている台を打ち続けた方が良いのか』、『それともやめた方が良いのか』を判断するためのものといった認識をしておきましょう。
回転率はどれくらいあれば良台?
一般的には『打っている機種のボーダーを2〜3回程度上回っている台』という感じです。
たとえばボーダーが18なら、『20回転以上/1kの台』が良台になりますね。
ただ、『よく回るけど実は大当たりや電サポで削られていた』場合、ボーダーとなる回転数も上がり、見た目ほど勝ちやすい台ではなくなるので注意が必要です(そのため僕はボーダーではなく期待値を計算しています)
まとめ:ガチで勝ちに行くも良し、お祭り気分で楽しむも良し!

というわけで『パチンコの回転数を計算する方法』についてのお話しでした。
回転率の計算はパチンコで勝つための第一歩ですから、『台に座ってハンドルを捻り、あとは液晶を見ながら楽しむだけ』ではなく、『打ちながらある程度の回転率を把握して、打つかヤメるかを判断する』といったこともおこなっていきましょう。
最初は面倒と感じるかもしれませんが、勝つための立ち回りが身に付くと『回転数が分からない台にお金を使うのは絶対無理!』みたいになります。
そこまで行けばパチンコで勝つスキルが身に付いたってことでもあるので、まずは良釘狙いでも遊タイム狙いでも、パチンコを打つ時は回転数を数えながら打つってことを意識してみてくださいね(必死に働いたお金をパチンコで失いたくないのであれば...)
それではまた!
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パチンコの期待値を追いかけても勝てない理由と対策について解説しました。ざっくりですが『期待値計算、データ取り、機種選び、期待値量』に要因があり、対策は『データ取り、技術介入、機種選び、貯玉カードの利用』といった感じなので、1つ1つ見直していきましょう。
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